弔問って なんだか知っていますか?

「そんな当たり前のこと知っています!」と答える方はもちろんいらっしゃると思います。

しかし、意外と、「弔問って なんだっけ?」と意味や読み方にも疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?


しかも、弔問に実際に行くとなったら、「マナーやお供え物・・・」とわからないこともたくさんありますよね。


けれど、この弔問もポイントを押さえておけば、心配なし。

事実、弔問における疑問は、ある程度決まっているからです。


そこで、この記事では弔問のマナーやお供え物、その他の弔問時に知っておきたい知識を紹介していこうと思います。

この記事を読んだ後には、「弔問は怖くない!」という大人の余裕が生まれているのではないでしょうか?


-- この記事の目次 --

1.そもそも弔問ってなに?

2.弔問辞の服装はこれがベスト!

3.弔問時の意外に深い線香のこと

4.弔問はタイミングが大事!

5.ハズせない!弔問のお供え物はなにを持っていく?

6.想いを伝えるのは結局言葉、お悔やみの言葉は?

7.欠かせない香典のマナーって?

8.弔問の疑問を集めました!

9.まとめ

1.そもそも弔問ってなに?


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ここでは、弔問について解説する上での前段階とも言える、そもそも弔問とはなんであるのか?に触れていこうと思います。

決して欠かせない知識あり、豆知識ありの内容ですよ。

 

1.1.知らないとまずい!?弔問の読み方

さて、まずこの熟語「弔問」はなんと読むでしょうか?

「うーん……」とうなっている方に正解を発表します。

弔う(とむらう)に問う(とう)と書いて、「チョウモン」と読みます。

意外と、聞き覚えのある言葉ではないでしょうか?  

1.2.弔問とは?

弔問とは、故人(亡くなった方)の遺族の元を訪ね、お悔やみの言葉を述べることを言います。

訃報を受けたら、出来るだけ早く駆け付けることが原則なのですが、通夜の前に弔問をすることは近親者やごく親しい友人に限られます。

そのため、深い付き合いではないのであれば、通夜か葬儀、または葬儀後三日以降~四十九日の間に弔問すると良いでしょう。

そして反対に、近親者などの親密な関係であるならば、遺族は葬儀の準備などで忙しいでしょうから、手伝う、という場合もあります。

 

1.3.弔問前の確認事項はこれだ!

自分の知っている方、特に親しい方の訃報であれば、驚いたり悲しみが押し寄せてきたりするかもしれません。

しかし、取り乱して、死去した際の状況を根掘り葉掘り聞くのは非常識なことです。

ここでは、落ち着いて、弔問前には知っておくべきである次の事柄を聞いておきましょう。

○故人の名前・関係

必ずしも、故人と自分が面識があるわけではありません。

例えば、義母の弟や友人の家族関係、取引先の会長などであれば、知らない場合もありますよね。

そこで、「電話の相手の○○さんの義母の弟である△△さん」のように、はっきりと誰であるのかを把握しておく必要があるのです。

○通夜・葬儀・告別式の場所や日時

実際に、通夜・葬儀・告別式で弔問する場合でも必要な情報ですし、もし、それらの日に弔問できないのであれば、弔電を送る場合にも重要になってきます。

○喪主

葬儀等の中心となる方ですから、こちらも知っておいたほうが良いでしょう。

○故人が信仰している宗教

仏式やキリスト教式、神式などによって、香典の表書きやお供え物で贈ってよいものが異なるので、出来れば確認しておきましょう。

 

2.弔問辞の服装はこれがベスト!


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弔問時にふさわしい服装というのは、性別によって、または状況によっても変わってきます。

色々なパターンがあると、ややこしそうに感じますが、少しのポイントを押さえておくだけで、大丈夫です。

ここでは、ケース別の服装について、見ていきましょう。

 

2.1.急な訃報に!通夜前の弔問の服装は?

通夜前に、訃報を受けて弔問に行く場合。

亡くなった方とその遺族に会いに行くのだから、正式な服装を・・・。

と、思ってしまうこともあるかもしれません。

ですが、それはあまり好ましくありません。

というのも、本来、訃報は”予期できないもの”であり、喪服を着ていくことは”死を予期していた”と捉えられてしまうからなのです。

つまり、ここは平服が良い、ということです。

と、ここで、「平服=普段着だから、Tシャツにジーンズで行こう!」となるのは、ちょっと待ったです。

というのも、この平服という意味は一般的な普段着という意味ではないからです。

では、どのような服装をしていけばよいのか? 弔問という状況に合った地味な服装です。

より詳しく説明すると、

・男性の場合:ダークカラーのスーツ&白シャツ&地味な色のネクタイ

・女性の場合:ダークカラーのスーツ&白シャツ、またはダークカラーのワンピース

のことなのです。

靴やハンカチ等の小物類も地味な色合いのものを選びます。

 

2.2.通夜・葬儀・告別式の弔問(男性はスマートに編)

通夜の場合も、本来は急な予定となるはずですので、平服でも構わないことになっています。

ただ、最近では、正式に招かれた際は喪服を着ることもあります。

葬儀・告別式の場合は、通夜よりもより控えめな服装になります。

基本的には、黒のスーツと同じく黒で無地のネクタイ、白シャツを着ます。

靴は金具のない黒を選びましょう。

 

2.3.通夜・葬儀・告別式の弔問(女性は品良く編)

女性でも、通夜の場合は平服、つまり地味な色やデザインのスーツやワンピースで大丈夫です。

葬儀・告別式の場合は、黒のスーツやワンピースで、靴やストッキングも黒に統一しましょう。

また、靴は黒にし、エナメルなどの光沢のあるもの、サンダル、派手なものは避けるようにするのが良いです。

バックも黒にしましょう。

アクセサリーは結婚指輪以外外しておき、服装ではないですが、メイクも薄くすることを心掛けます。

 

2.4.通夜・葬儀・告別式の弔問(子供は浮かずに編)

学生で制服があるならば、制服が望ましいです。

ないのであれば、黒や紺の地味な色合いがおすすめです。

夏であれば、白のシャツやブラウスなどでも可です。

2.5.悩み度トップ!葬儀から後日の弔問では?

実は、この葬儀後日の弔問の服装が最も悩む人が多いのです。

喪服は着ない方が良いし、普段着ではいけない。

ここで、なんとなく察している方もいると思います。

そう。

平服が良いのです。

よって、通夜前の弔問と同じような服装をしましょう。

 

3.弔問時の意外に深い線香のこと


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弔問に行くと、ほぼ決まってする行為がありますよね。

それは線香をあげることです。

簡単なことだと思われるかもしれませんが、意外と深くて難しいのです。

では、その線香について見ていきましょう。

 

3.1.線香に込められた意味

線香について、初めにお話ししたいのは、線香に込められた意味です。

線香には故人への供物という役割を持っています。

けれど、なぜ、故人への供物が線香であるでしょうか?  

仏教経典の一つである『倶舎論(くしゃろん)』には、 下のような内容があります。

「死後の人間が食べるのは匂いだけで、善行を積み重ねた死者は良い香りを食べる」。

「悪行を重ねたものは悪臭しか食べない」。

つまり、善い行いをした故人に線香の良い香りを食べてもらうと同時に、悪霊も遠ざけているのです。

 

3.2.簡単?難しい?線香の手順

それでは、線香はどのようにあげれば良いのか、説明しましょう。

1、仏壇の前に座り、一礼する

2、ロウソクに火をつける

※元から、火がついていればそのまま使う。

3、線香を持ち、ロウソクに火をつける

※直接線香に火をつけないようにしましょう。

4、線香に火がつき煙が出ていれば、火がついている方を上にして、そのまま真下に引き下ろして火を消す

※口で吹き消すのはタブーです。

5、線香を立てるor寝かせる

6、合掌して、一礼する  

「慣れていなければ、なにか一つ忘れてしまいそう・・・。」と思ってしまいますが、6つのポイントがあるんだと覚えておけば、なんとかなるはずです!  

3.3.パニック!?宗教による違いもある

ここで、少し、いやけっこうパニックになってしまうかもしれないことを言います。

線香をあげる行為には宗派によって違いがあります。

ただ、この点は故人が信仰していた宗教を覚えておけばクリアできそうですよ。

 
宗派 線香の本数 線香を立てるか寝かせるか
天台宗・真言宗 3本 立てる
臨済宗・曹洞宗・日蓮宗 1本または2本 立てる
浄土宗 1本 二つ折りにして立てる
浄土真宗 決まりなし 寝かせる

このような違いがあります。

もし、故人の信仰していた宗教がわからないのであれば、自分の慣れた方法で行っても良いでしょう。

 

4.弔問はタイミングが大事!


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重要な決断でも、恋愛でも、パスタを茹でる時でも、何事もタイミングが大事ですよね。

弔問においても、それは通ずるものがあります。

例えば、自分と故人との関係性、自分の予定などによって、弔問のタイミングは大きく作用されるのです。

ここでは、弔問におけるタイミングについて着目していこうと思います。

 

4.1.知らせを受けたらすぐ!通夜の前の弔問は?

前述した通り、通夜の前に弔問する人は限られています。

近親者と特に親しい友人たちですね。

この時、遺体と対面するのは、遺族から勧められた場合のみにしておきましょう。

自ら対面を求めるのはマナー違反となります。

また、対面がつらい場合は、「今の私にはつらすぎて……」等、丁寧に断りましょう。

 

4.2.葬儀に出られなかった!葬儀の後の弔問は?

様々な事情により、葬儀後でないと弔問ができない、ということもあるかと思います。

その時は、まず遺族に連絡し、伺っても良いか尋ねて、伺いましょう。

遺族の都合が悪い、疲れている様子であれば、遺族のことを優先して日をずらすという気遣いも忘れないようにしなければなりません。

この時の弔問では、遺族にお悔みの言葉を伝え、葬儀に出席できなかった非礼をお詫びします。

また、線香をあげ、持参した香典やお供え物を渡したら、長居はあまりせずに切り上げるようにしておきましょう。

ただし、初七日までに香典を送っている場合は、香典は必要ありません。

 

4.3.このタイミングは・・・避けておきたい時期とは?

弔問に良いタイミングがあるように、弔問はやめておいた方が良いというタイミングも存在します。

先程から説明しているものでは、近親者やごく親しい友人以外の場合、通夜前の弔問がまず避けたいタイミングの一つです。

また、遺族の都合が悪い日の弔問もやめておいた方が良いのでしたね。

他には、遺族が葬儀等の忙しさから落ち着いた四十九日法要以降は、遺族の負担になる可能性が高いため避け、それ以前に弔問をしておくようにしましょう。

 

5.ハズせない!葬儀後の弔問のお供え物はなにを持っていく?


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葬儀等でお供え物をする際は、葬儀を行う葬儀会社を遺族から聞いておき、葬儀会社に注文しておくなどの方法があります。

しかし、葬儀後の弔問では自分でお供え物を準備しなければなりません。

そこで、その際の霊前に供えるものである供花(くげ)や供物はどのようなものであれば、問題がないのかを見ていきましょう。

 

5.1.花は何色が良い?ダメなものは?

古くから、弔問の際に贈る花について、いくつかのタブーが伝えられてきました。

「花の色は白中心か白のみ」「棘のある花は贈らない」などです。

ですが、故人が好きで、遺族に理解があるのであれば、どの花を贈っても構いません。

故人も遺族も納得いくものであれば、赤いバラの花束でも良いということになるのです。

生花は宗教を問わず贈ることができるため、万能なお供え物と言えるでしょう。

 

5.2.お菓子は何にする?のしは?

お菓子は故人の好物であったものを贈ると喜ばれる傾向にあります。

その際は、仏教では、のしは結びきりのもの、表書きは「お供え」としましょう。

 

5.3.果物は何でも良いの?

こちらも、故人の好きであったものを選ぶと良いでしょう。

遺族に理解が得られるのであれば、日持ちがしないものでも持参できます。

果物の個数は奇数に揃える方が良いというマナーはあるので、その点は気にしておきたいですね。

お菓子同様、仏教では、のしは結びきりのもの、表書きは「お供え」としましょう。

 

5.4.他に贈れるものはあるの?

仏教では、線香やろうそくなどを供物として贈ることができます。

また、肉や魚などの生ものは避けなければなりません。

神式では、仏教とは異なり、線香やろうそくを贈ることはできません。

その代わり、食べ物は全般的に送っても良いことになっています。

ただし、神式は供え方や飾り方にはしきたりがあるので、香典だけの方が無難です。

キリスト教では、生花以外はだめだと覚えておきましょう。

 

6.想いを伝えるのは結局言葉、お悔やみの言葉は?


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お供え物を贈ったり、時間をやりくりして弔問したりしても、最終的に、遺族の心に残りやすいのは、心のこもった言葉であることが多々あります。

遺族の心労、故人への想いを考えながら、避けるべき言葉も頭の隅に置いておきましょう。

 

6.1.お悔やみの言葉のポイントはこれ!

お悔やみの言葉を述べる際、押さえておきたいポイントを簡単に挙げてみましょう。

・遺族と初対面の際は、自己紹介をした後、控えめにお悔やみの言葉を述べる

・長々とはせず、言葉少なめ程度にする

・故人と親しくしていた友人や会社の上司、同僚などであり、時間等の都合がつくのであれば、「何かお手伝いできることがありましたら、遠慮なく申しつけて下さい」と申し出る

・死因や事故死の場合はその様子・状況は尋ねない

これらのことは、遺族の気持ちを考え、配慮するようにすると良いですね。

 

6.2.この言葉は言ってはいけない!

まずは、ご存知の方も多いであろう忌み言葉を使わないようにしましょう。

忌み言葉の例としては、

・「重ね重ね」「たびたび」等の繰り返すような不幸が重なることをイメージする表現

・「ますます」と不幸が増えることをイメージする表現

・「続く」というような現状が続くことをイメージする表現

があります。

また、忌み言葉とは別に、高齢で亡くなった方である場合に、故人に「長生きをされて良かった」等のことは言わないようにしましょう。

 

6.3.お悔やみの言葉の例文集!

ここまで話すと、気にすることが多く、なにを言えばよいかわからなくなった方もいるのではないでしょうか?

そこで、その方たちの参考になる例文を紹介しようと思います。

故人の方の状況に応じたものもあるので、使ってみてください。

・一般的なお悔やみの言葉

「この度はご愁傷様でございます。心よりお悔やみ申し上げます。」

「この度は、誠にご愁傷様でございます。さぞお力落としの事でございましょう。謹んでお悔やみ申し上げます。」

「この度はご愁傷様でございます。あまりにも突然のことで悲しみにたえません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」  

・故人にお世話になった場合のお悔やみの言葉

「〇〇様にはご生前、大変お世話になりました。何のご恩返しもできないうちにお亡くなりになられ、誠に悔やまれてなりません。」  

・故人が病気で亡くなった場合のお悔やみの言葉

「先日、お目にかかったおりには、お元気でいらっしゃいましたのに、急にお亡くなりになられて、残念でなりません。謹んでお悔やみ申し上げます。」

「お見舞いにも伺えないうちにお亡くなりになられてしまい、誠に心残りでございます。」

・故人が事故で亡くなった場合のお悔やみの言葉

「突然の出来事で、お嘆きのこととお察しします。お悔やみの申し上げようもございません。」

「思いもかけないご災難でさぞかしお嘆きのことでしょう。心からお悔やみ申しあげます。」

・故人が若くして亡くなった場合のお悔やみの言葉

「将来を非常に期待されていた方でしたのに、本当に残念でなりません。」  

・故人が高齢で亡くなった場合のお悔やみの言葉

「この度は誠にご愁傷さまでございます。○○様には、これからも長生きしていただきたかったのに、残念でなりません。さぞお力落としのことでございましよう。心からお悔やみ申しあげます。」  

・会社の同僚が亡くなった場合のお悔やみの言葉

「会社で、いつも□□さんにお世話になっておりました××と申します。先日、お目にかかったおりには、あんなにお元気でいらっしゃいましたのに、とても信じられない思いでございますこれからご活躍されようという時だけに、さぞかしお力落としのことでございましょう。人望のある□□さんだっただけに、社内でも皆悲しんでおります。」  

7.欠かせない香典のマナーって?


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弔問でほぼ必ず持参する物と言えば、香典ですよね。

香典に関しては、悩む部分が多くあり、周りはどうしているのか?などと心配になってしまうことも多々。

こちらでは、香典に関して悩みやすい点を挙げてみました。

 

7.1.香典はなぜ存在するのか?

香典は、線香・抹香や花などの代わりに霊前に供えるものとされています。

また、高額になると予測される出費に対する助け合いの意味もあります。

通夜または葬儀等のいずれかで持参することとなります。

 

7.2.金額はどれくらいがベター?

香典の金額については、友人・知人の場合は5千円から1万円。

その家族の場合は5千円、隣人の場合は3千円。

両親の場合5万円から10万円、兄弟なら3万円、親戚なら1万円が相場です。

ただし、弔問をする方の年齢や故人との親密さや血縁関係の近さ等も金額を左右させます。

年齢が若い、そこまで親しくない、血縁関係はあるが遠い親せき等であれば、香典の金額も低めで良く、逆であれば、香典の金額は高めにした方が良いのです。

また、少し話がずれますが、香典のお金は新札は使わないようにしておきましょう。

新札を使うことは、死を予期していたという意味に受け取られてしまうのです。

注意しておきましょう。

 

7.3.表書きは何と書く?迷ったら?

表書きを書く上での基本は、故人の宗教に合わせて書く、ということです。

例えば、表書きの上の段は、

・仏式:「御霊前」「御香典」「御香料」、まれに「ご香料」

・キリスト教式:「御霊前」「御花料」

・神式:「御霊前」「御玉串料」「御榊料」

のどれかを書くと良いとされています。

上記からもわかるように、宗教がわからなければ、「御霊前」と書いておけば大丈夫です。

表書きの下の段は、弔問する本人のフルネームを書きましょう。

夫の代理で妻が弔問する場合では、夫の氏名の下に「内」と小さく書き添えます。

また、上司の代理で弔問する場合は、上司の氏名を書き、その下に「代」と小さく記しておきます。

 

7.4.香典渡しにも作法あり!

香典の基本的な渡し方としては、自宅への弔問ではお悔やみの言葉を述べる時、通夜や葬儀の弔問では受付でお悔やみの言葉を述べ、記帳する時がタイミングとなります。

通夜や葬儀などの受付では、香典を渡す他にもいくつかやることがあるので、流れをざっと説明しましょう。

1、受付で「この度はご愁傷様でございます。」等のお悔やみを述べる

2、 受付からの記帳の案内に従い、芳名帳へ記帳する

3、記帳をしたのち、袱紗(ふくさ)に包んでおいた香典を取り出し、先方から見て名前が読めるような袋の向きにして「どうぞ御霊前にお供え下さい」と一言添えて香典を渡す。

※この時、香典は両手で渡すようにする。

4、一礼をして、席へ向かう  

記帳と香典を渡すタイミングは前後することもありますが、知っていると、受付であたふたすることもなくなるでしょう。

 

7.5.この場合は持って行かなくて良し!

まれに、香典辞退が伝えられている場合があります。

この際は、「本当に持って行かなくて良いのか?」と思ってしまいます。

しかし、持っていくこと自体がマナー違反となるため、本当に持って行かなくても大丈夫なのです。

香典辞退はなぜ行われるのかというと、遺族側の種々の理由があります。

例えば、

・弔問する方に負担をかけたくないから

・香典返しが大変であるから

・会社関係者などで実際に故人と面識がない方が多いから

等です。

気を遣って、「渡した方が良いだろう」と渡しても、遺族側の事情であった場合もあるため、むしろ迷惑になってしまうことだってあるのです。

もし、弔意を示したいのであれば、お供え物等を贈る方が良いでしょう。

8.弔問の疑問を集めました!


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弔問についての基本的な知識を紹介してきました。

ここでは、最後に、弔問に関する素朴な疑問を解決していこうと思います。

この項目が終われば、きっと弔問で恐れることはないはずです!  

8.1.香典返しはこう断ろう!

遺族に気遣いをさせたくないためや公的な組織のため香典返しを受け取ることが禁止されているため、香典返しを断りたい場合があります。

その場合は、香典の裏書または香典の中の封筒の住所と氏名の脇に、香典返しを辞退する旨の一言を添えると良いでしょう。

「香典返しはご辞退させていただきたくお願い申し上げます」などの書き方が考えられます。

また、香典返しに値しない香典の金額にしておくことも手の一つです。

 

8.2.どの程度の関係なら、弔問に行くのか?

自分が故人のために弔問した方が良いのか、判断に難しい場面がありますよね。

確かに、はっきりとした境界線がないため、考えるところです。

こんな時は、複数人の意見を見てみましょう。

『お葬式コンシェル』が2015年4月13日~2015年4月27日に全国の男女100名に行ったアンケートがあります。

内容は「あなたの葬儀への参列基準、出席・辞退の境界線はどこまで?」というものです。

その結果、

・故人と知り合いかどうか:36名

・故人と面識がなくても親しい友人

・知人関係の範囲までは参加:33名

・連絡が来たときのみ:22名

・その他:9名

となりました。

最も多かったのが、故人が面識のある知り合いの時は参列(弔問)するという意見です。

ただ、その次の故人が間接的でも関わりのある時、遺族から連絡が来た時とはほとんど差がありません。

これはさらに悩むことになりそうです。

しかし、多くの方たちに共通していた意見があります。

それは、故人を悼む気持ちが存在しているのか、という点でした。

故人に対する思い入れがあるかどうかが、結局は決断の要なのかもしれません。

 

8.3.訃報を聞いた!すぐ自宅に弔問?お通夜に弔問?告別式に弔問?

今までの説明が役立つときです。

通夜の前に自宅に弔問するのは、近親者と非常に親しい友人です。

そして、通夜と告別式との差は、基本、

・通夜:ある程度深い関わりを持つ方以上が弔問する

・告別式:それほど親しくない方でも弔問できる

となっています。

しかし、最近では、予定が合う方に弔問するというスタイルも増えています。

 

8.4.家族葬では弔問する?

自分が遺族側ではない時、家族葬を行うと知らせがあった場合は遠慮した方が良いというのがマナーです。

そもそも、家族葬を行うのは「家族だけで故人を静かに送りたい」という遺族の思いの表れであり、「弔問は遠慮してください」との意味にも捉えられます。

そこに弔問するのは悪いマナーとも言える可能性があります。

中には、「面識のある方が死んだのであるから、弔問に行かねば!」と思う方もいますが、ここは遺族の言葉を受け入れましょう。

 

9.まとめ


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「弔問とはなにか?いまさら聞けない事実が確実に見つかる!」と題して説明をしていきました。

「弔問とはなにか?」という基礎的なところから、「香典返しの断り方」というマニアックな内容まで触れていきました。

中には、香典の金額や表書きについて、お悔やみ言葉についてなどの実用的な話題もあり、次に弔問する機会がある時には実際に使うことができるはずです。

生きている限り、多くの人には人間関係が付きまといます。

その中では、弔問をすることもあるでしょう。

そんな時、この記事の知識は確かな自信の元になると思います。

今回の知識をしっかり覚えて、活用してくださいね。